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中国の女性教師 のたうち回って高速列車遅延させ停職に

鉄道業務を妨害した女性教師が全国ニュースに

 中国では旅客機でのマナー違反による事件が絶えないが、高速鉄道でも小学校の女性教師がドアが閉まらないようにして、列車の発車を遅らせるという騒動が起きていたことが分かった。

 女性は遅れてくる夫が列車に乗るまで、発車を阻止しようとしたというが、この騒動の動画がネット上で拡散。事件を知った市政府当局はこの女性教師を停職処分にしたという。

 内陸部の安徽省の省都・合肥市の合肥駅で1月5日朝、広東省広州行の高速鉄道のドアが閉まらず、発車できない状態になった。駅員が調べると、乗客の女性が閉まりかけたドアに体を挟み、ドアが閉まるのを阻止しているのを目撃。

 駅員が女性をドアから引き離そうとしても、「夫がいま改札している。来るまで、列車を止めて」などと喚きながら、ドアから手を離さず、身体を激しく動かして抵抗し、結局、夫が来るまで5分間列車を止めたという。

 この一部始終は他の乗客が動画で撮影しており、ニュース専用サイトの「澎湃ニュース」で報道されたことから、ネット上で拡散し、全国的なニュースになった。

 夫婦は小学生の娘を連れて、広東省に観光に行くところで、女性は娘と一緒に改札を済ませて、時間通り列車に乗り込んだが、夫の方はトイレへ行ったため、改札が遅れてしまったという。

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