『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
彼女のヘアスタイルはカラフルだ。透き通った白と黒の上下ツートーン、青髪ボブに金髪のツインテール……。今年の2月に放送された『ザ・ノンフィクション ボクと古着と下北沢~夢と現実のヴィンテージ~』(フジテレビ系)でバズった女性が、あいりさん(20)だった。密着するカメラ映像が切り替わるたびに短期間で異なるヘアで登場する彼女は、現在、都内の大学に通いながら下北沢に古着屋を構える若き女性オーナー。
そんなあいりさんは約2年前、地元・宮城県から上京するやいなや、父親に借金をして、古着屋をオープンしたという。大胆不敵な行動力の源泉は、一体なんなのか。その問いに答えるように、あいりさんは眩しい笑顔で言う──「お金、好きです」。
女子大生オーナーの“夢”と“現実”。そして『ザ・ノンフィクション』で見せた苦悩の“裏側”を赤裸々に語った。【全3回中の第1回】
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──『ザ・ノンフィクション』拝見しました。番組では、変わるがわる派手な髪色で登場されていたあいりさんですが、今日は黒髪なんですね。
「ありがとうございます。お客さんに顔を覚えてもらいたかったのと、単純にそっちの方が面白いかなと思って、変な髪色ばかりしていたんですよ。下北沢だから馴染んでいたのかもしれませんが、まあ変でしたよね(笑)。
あの頃は1か月に1回くらい染め直していたんですけど、髪が痛みすぎちゃって美容師さんに怒られたので、もう当分の間は黒髪にしようと思っています」
──あいりさん出演回は『ボクと古着と下北沢 〜夢と現実のヴィンテージ〜』と題され、 古着屋を経営する20代〜30代の若きオーナーたちが悩み葛藤する様子が生々しく映し出されていました。ちなみに、番組は観ましたか?
「実は、なんか恥ずかしくてちゃんと見れてなくて。でも、常連さんには結構『放送見たよ』って言われましたね。『見たけど、普段とテンションが違いすぎるね』って」