1954年、空襲の焼け跡に建てた工場の前に並ぶ創業者と社員(ゼブラ提供)
【ゼブラ】
1897年、石川徳松が初めて純国産の鋼ペン先の製造に成功し創業した老舗筆記具メーカー。「ゼブラ」の社名は、団結力があるといわれるシマウマのように、社員相互が強固に団結し、会社を支えていくという理念から名づけられた。
また、シマウマの別名である「まだらうま」は、漢字で「斑馬」と書くことから、「斑」の文字を分解して、「文」(筆記文具)の「王」(王道・王者)を目指すといった意味も込められている。
取材/浅井英彦(HEW)
※週刊ポスト2018年6月8日号