毎日のように聞けた毒蝮の緩急自在のトークが聞けなくなったことで、いわゆる“マムシロス”に陥っているリスナーも続出している。リスナーの一人が語る。

「午前中にマムシさんの愛のある毒舌を聞くことが1日のアクセントになっていた。毎日聞けるわけじゃないけど、その時間帯にラジオをつければ必ず賑やかな笑い声が聞こえてきて、すごく安心する場所だった。別にタメになるような話はないけど、それが心地よかった。今まで当たり前のようにあった放送の移動はこんなに寂しいものなんだなって……。ラジオはテレビと比べて、親近感を覚えるメディア。マムシさんの番組はラジオ特有の温かさに溢れているから、余計そう感じるのかもしれません」

 聴取率調査101期連続1位を続けるTBSラジオにおいて、『ミュージックプレゼント』は看板番組の1つ。なぜ、時間帯を変えて週4から週1の放送にしたのだろうか。ラジオ事情に詳しい記者が話す。

「TBSラジオはパーソナリティの高齢化が進んでいた。3月で82歳になった毒蝮さんの健康状態を考慮するのと同時に、局が調子の良い時に変えていこうという意図もあったのでは。実際、4月の聴取率調査でTBSラジオはM1(男性20~34歳)、F1(女性20~34歳)層で首位を獲得。ナイター中継の代わりに始まったライムスター宇多丸の『アフター6ジャンクション』が大きく貢献し、新規リスナーの獲得に成功しています。

 午後帯で放送していた『ストリーム』が2004年に『コラムの花道』というコーナーを開始し、“TBSラジオ=カルチャー路線”のイメージがリスナーに浸透していった。その延長線上に、今の『アフター6ジャンクション』などがある。誤解を恐れず言えば、これらの番組は生活に直接役に立つような情報がメインではない。でも、それがリスナーを掴んでいる」

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