「LOX-index検査と生活習慣チェックを行ない、仮に赤からオレンジの範囲が大きい場合は、脳と心臓のMRIを撮ります。画像で問題なければ、当面は脳梗塞・心筋梗塞に関しては、ほぼ問題ないといえます。ですが、何らかの異常が発見された場合には、予防や治療の必要が生じます」(篠塚院長)
検査費用は自費で、医療機関によって多少異なるが、この医院では1万2960円だ。
脳梗塞・心筋梗塞の治療終了後に海外赴任を行なう場合にも、英文の診断書や日頃服用している薬の情報を持参することが大切となる。また留学の場合、未成年だと親の治療承諾書がなければ治療が受けられない国も多い。各国によっては医療システムが違うので、渡航前の情報収集も欠かせない。
●取材・構成/岩城レイ子
※週刊ポスト2018年7月6日号