「ミス・ユニバース・ジャパン2012」ファイナリストのあべみほ(30)。「準日テレジェニック2013」ベスト美脚賞、「ミスFLASH2015」グランプリを受賞するなど、グラビアアイドルとして活躍するほか、新日本プロレスのディーヴァとしてリングに上がる彼女が、初めてのグラビア写真集に挑戦。その思いを語ってくれた。
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グラビア写真集のお話をいただいた時は、「こんな私にできるはずがない」とすごく迷いました。元々自分の身体にはすごくコンプレックスがあって、顔も好きじゃないし、胸ももっと欲しかった。でも、今年1月で30歳になり、考え方を改めたんです。20代までは「私はこうあるべきだ」と自分ひとりで決めてきましたが、周囲の意見や流れに身を任せてみようと。
ただ、こんなに自分の身体を晒すのは初めてだったので、撮影は緊張の連続でした。海岸での撮影では、中学生が砂丘で遊んでいたりして、「見られちゃったらどうしよう」と心臓バクバクでしたね。
派手に見られるのですが、休みの日は古布で雑巾を縫ったり、つくりおきの料理を作ったりと、家事をしている時間が一番落ち着きます。芸能界の友人は少なくて、地元の北海道から上京してきた学生時代からの友人と遊ぶことが多いです。お酒もあまり飲めないですし、ブランド品にも興味がないので、お誘いいただく男性から「想像していた子と違う」とがっかりされることもあります(笑い)。
今回の撮影で、自分の身体に自信が持てるようになりました。北海道育ちの地味な私、モデルとしての私、布団の上でドキドキしている私など、あべみほのすべてをお楽しみいただけたらうれしいです。
◆あべ・みほ/1988年1月10日生まれ。北海道出身。身長165cm。B82・W58:H84。北海道でタレント活動後、23歳で上京。1st写真集『をとめのすがた』が双葉社より発売中。発売記念サイン会は7月29日13時より東京・書泉グランデ神保町店にて開催。
撮影■小澤忠恭
※週刊ポスト2018年7月20・27日号