7月11日に、タレントのりゅうちぇる(22才)の妻・ぺこ(23才)が、第一子となる男児・リンクくんを出産した。2015年にテレビ進出してから、バラエティー番組でひっぱりだことなったりゅうちぇる。今後は、“パパタレ”としてどのような活躍を見せるのか――。
りゅうちぇるはリンクくん誕生後のブログで、出産に至るまでを詳しく明かしている。《産まれた瞬間は とにかく ぺこりんのこと 真っ先に 抱きしめたくて 本当にありがとう よく頑張ったね 大好きだよ しか言葉が出てこなくて 涙が止まりませんでした》。
また、出産前に、病院などで出産について学ぶ両親学級に参加したことについて、《両親学級に行ったおかげで出産の流れもなんとなくわかったから すごく行っててよかったなと思った》などと綴り、《これから初産のかたぜひ》と呼びかけている。
テレビウォッチャーで漫画家のカトリーヌあやこさんは、こうしたコメントにこそ、りゅうちぇるがパパタレとして活躍できる理由があるとみる。
「世間の奥さんが旦那さんにいら立つところといえば、家事育児を手伝ってくれないところや、『パパ』『ママ』と呼び合い女性として見てくれなくなるところ。ですが、りゅうちぇるさんはぺこさんへの愛をまっすぐ伝えていますし、SNSからは育児に積極的なことも伝わってきます。この先も変わらず今のようなラブラブぶりと育児参加を見せられれば、今までにない最強パパタレになれそうです」(カトリーヌあやこさん・以下「」内同)
ほかにパパタレとして活躍している人には、つるの剛士(43才)、杉浦太陽(37才)、土田晃之(45才)、FUJIWARA・藤本敏史(47才)らがいる。その中でも、りゅうちぇるのライバルになりそうなのは、つるのだという。
「先に述べたように、パパタレの条件として、イクメンであるのはもちろん、奥さんへの気遣いができている“オクメン”であることも重要。そういった姿が、世間からは理想と映ります。以前から理想のパパタレとして支持を得ているのは、5児の父親であるつるの剛士さんくらいです。つるのさんは2度の育児休業を取得するなど、男性の育児参加への運動にも積極的で、アンケートで“理想の父親”1位になったこともあります」
土田や藤本はパパタレとしてのテレビ露出は決して多いわけではなく、つるのと比べるとパパタレ以外の活動のほうが多い印象だ。杉浦に関しては、「“優しいパパ”というイメージこそあるものの、ジーパン姿で市長と会ったことで炎上してしまうほどで“理想のパパ”とはちょっと言いづらい」とカトリーヌさんは厳しい見方をする。
つるのは、育児休業を2度取得し、育児に関するさまざまな問題点をメディアを通じて社会に発信し、注目を集め続けている。りゅうちぇるは、ライバルといってもつるのとはまた違った存在になりそうだ。りゅうちぇるがほかのパパタレと違うのは、唯一の20代であるということ。
「20代前半の若い夫婦がどんなふうに進化していくのか、ということが世の中の期待を集めるでしょう。SNSで発信しながら子育てに悪戦苦闘しながら成長する姿を見せれば、子育てに悩んでいる人にも大きな勇気になるはずです」と、カトリーヌさんは指摘する。