スポーツ

伊藤美誠の五輪代表に“待った” 猛追する石川佳純の意地

卓球界のエース対決の行方は?(時事通信フォト)

 卓球界では新旧エース対決が勃発している。2年連続で全日本選手権を制覇した“新エース”伊藤美誠(18)に、“旧エース”の石川佳純(26)が猛烈な追い上げを見せている。

 世界卓球選手権日本代表選考会も兼ねた「ジャパントップ12」(3月2~3日)では石川が伊藤に勝利して2年ぶりに優勝した。

「卓球界は若手の台頭が顕著で、伊藤や平野美宇(19)、早田ひな(18)らミレニアム世代(2000年代生まれ)が台頭するなか、石川の東京五輪代表は難しいと言われていました。しかし『ジャパントップ』の試合では、得意のバックハンドを“攻撃的で振り切る”スタイルに進化させるなど、20代半ばにして大きく“進化”した」(スポーツ紙記者)

 東京五輪シングルス代表選考の方法も、実は石川に有利にはたらくという。前出の記者が続ける。

「来年1月時点での世界ランク上位2人の日本人を、卓球協会がJOCに推薦することになっていますが、世界ランクは現時点で石川が日本女子最高の6位。伊藤は7位ですが、国際大会では経験豊富な石川が抜群の強さを見せるため、伊藤ら“ミレニアム世代”にとっては苦しい戦いになる」

※週刊ポスト2019年5月17・24日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
イエローキャブの筆頭格として活躍したかとうれいこ
【生放送中に寝たことも】かとうれいこが語るイエローキャブ時代 忙しすぎて「移動の車で寝ていた」
NEWSポストセブン
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン