MGCでこそ大迫は3位に終わったが、2時間5分50秒の日本記録保持者。福岡国際(12月)、東京(来年3月)、びわこ毎日(同)の3つのマラソンのいずれかで記録を更新する選手が出なければ、大迫が3人目の代表に決まる。
「ただ、涼しい札幌での開催なら設楽悠太選手(ホンダ)も出場させたいところ。MGCでは暑さで失速しましたが、札幌なら強みが際立つはず」(同前)
設楽が記録を更新した場合は、大迫が外れることに。その時間はないとはいえ、“本番”で力を発揮できる代表を選ぶために「札幌MGC」を望む選手は少なくないのでは。
※週刊ポスト2019年11月8・15日号