竹下:子供が好きなことに集中しているとき、親が邪魔しないというのはいいですよね。私は、まだ文字が書けなかった頃、親が机に向かって仕事に集中する横で丸をずっと書いていました。親が集中する姿を見てまねをしていたんですね。
木原:うちは、車での移動中にしりとりや連想ゲームなどの言葉遊びをよくやっていました。いまみたいにタブレットもなかったし、車内でテレビを見ることもできなかったので、ずっと言葉のやりとりをするんです。常に脳をフル回転させている状態だったので、考えることが苦じゃなくなったというのはあります。親は目的地に到着する頃には疲れていましたけど(笑い)。
牧田:パズルも集中力を鍛えられたアイテムですね。
竹下:すごく好きでした。東大卒ママの中にも、大晦日に家族で1000ピースのカレンダーパズルを完成させるのが恒例だったという人もいますね。
木原:私は『セーラームーン』の立体キューブパズルがお気に入りでした。
※女性セブン2020年7月30日・8月6日号