ライフ

場繋ぎの会話で損をしないために避けるべき「3つのNG雑談」

雑談の際にNGの行為は?(イラスト/オギリマサホ)

 ちょっと苦手と思っている人に限って、エレベーター内やゴミ収集所などでバッタリ出くわす、なんてことはありませんか? 場には2人きり、話題もなくて沈黙。マスクのせいで表情も読めず、冷たいわき汗がじんわり…。なんて気まずいシチュエーション、耐えられませんよね。とにかく雑談でもしようと頑張ってはみたけど、会話が上手くいかないということも多いはず。

 そこで、まずはこれだけはやってはいけない「3つのNG雑談」を紹介しよう。

■マウントをとる
「あら、素敵なバッグね。実は私もこの前新しいバッグを買って…」など、話を振っているようで、相手よりも上のポジションをとり、優位性を自慢するような会話のこと。「毎日忙しくて大変」といった内容も相手によってはマウントをとることになるので注意。

■話をかぶせる
相手の話が終わらないうちに、さえぎって自分の話をすること。人の話は最後まで聞いてから話そう。

■相手の話を否定する
自分と意見が合わないと否定的な言葉を使いがち。「それはよくないわ」ではなく「ほかにいい方法があるかもね」など、言い方を工夫してみよう。

 さらには、「すぐ終わる雑談」と「続く雑談」のパターンを3つ見てみよう。

【パターン1】相手に焦点を当てる
◆NG例
自分「今日は暑いですね」
相手「そうですね。暑いですね…」(沈黙)

◆OK例
自分「今日は暑いですね。30℃を超えるそうですよ。夏バテしていませんか?」

◆解説
相手が話題の中心になるように話を振っていくと、会話が続く。

【パターン2】あいさつに“ふた言”プラスする
◆NG例
自分「おはよう! 昨日の飲み会楽しかったね」
相手「そうだね…」(沈黙)

◆OK例
自分「おはよう(あいさつ)。昨日の飲み会楽しかったね(ひと言目)。二日酔いはしていない?(ふた言目)」

◆解説
あいさつに加えて、ひと言をプラスするのでは不充分。さらにもうひと言プラスすることで次の話へと広げやすくなる。

【パターン3】接続詞を活用する
◆NG例
相手「最近、家族そろって夕食を食べる時間がなくなってきちゃって~」
自分「お忙しいんですね~」
相手「そうなのよ…」(沈黙)

◆OK例
相手「最近、家族そろって夕食を食べる時間がなくなってきちゃって〜」
自分「お忙しいんですね〜。ちなみに、みなさんは何時くらいに帰宅されるんですか?」
相手「夫は20時くらい、子供たちはアルバイトがあったりして時間がバラバラ」
自分「そうなると、献立を考えるのも大変ですよね。どんなものを作っているんですか?」

◆解説
接続詞を活用すると、話が広がりやすくなり、相手の“話を聞いてほしい”という欲求を満たしやすくなる。

※女性セブン2020年8月20・27日号

関連記事

トピックス

真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
社会人になられて初めて御料牧場でご静養された愛子さま(写真/JMPA)
愛子さま、社会人になられて初めて御料牧場でご静養 “新天地”でのお疲れを癒されて
女性セブン
氷川きよしが独立
《真相スクープ》氷川きよしが事務所退所&活動再開 “独立金”3億円を払ってでも再出発したかった強い思い
女性セブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者(51)。ストーカー規制法違反容疑の前科もあるという
《新宿タワマン刺殺事件》「助けて!」18階まで届いた女性の叫び声「カネ返せ、カネの問題だろ」無慈悲に刺し続けたストーカー男は愛車1500万円以上を売却していた
NEWSポストセブン
大越健介氏が新作について語る(撮影/村井香)
『報ステ』キャスター・大越健介氏インタビュー「悩んだり、堂々巡りする姿を見せることもキャスターの仕事の1つだと思っています」
週刊ポスト
5月8日、報道を受けて、取材に応じる日本維新の会の中条きよし参議院議員(時事通信フォト)
「高利貸し」疑惑に反論の中条きよし議員 「金利60%で1000万円」契約書が物語る“義理人情”とは思えない貸し付けの実態
NEWSポストセブン
宮沢りえの恩師・唐十郎さん
【哀悼秘話】宮沢りえ、恩師・唐十郎さんへの熱い追悼メッセージ 唐さんの作品との出会いは「人生最高の宝物」 30年にわたる“芸の交流”
女性セブン
殺害された宝島さん夫婦の長女内縁関係にある関根容疑者(時事通信フォト)
【むかつくっすよ】那須2遺体の首謀者・関根誠端容疑者 近隣ともトラブル「殴っておけば…」 長女内縁の夫が被害夫婦に近づいた理由
NEWSポストセブン
初となる「頂上鼎談」がついに実現!(右から江夏豊、田淵幸一、掛布雅之)
【江夏豊×田淵幸一×掛布雅之の初鼎談】ライバルたちが見た長嶋茂雄秘話「俺のミットを“カンニング”するんだよ」「バッターボックスから出てるんだよ」
週刊ポスト
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
曙と真剣交際していたが婚約破棄になった相原勇
《曙さん訃報後ブログ更新が途絶えて》元婚約者・相原勇、沈黙の背景に「わたしの人生を生きる」7年前の“電撃和解”
NEWSポストセブン