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2020.08.14 07:00  週刊ポスト

久保純子アナが採用面接で放った光、元NHK加賀美アナが述懐

NHKを代表するアナウンサーの印象に残った女子アナは?

 これまで数々の人気アナを輩出したNHKにおいて、加賀美幸子さん(1963年入局)は女性初の「理事待遇エグゼクティブアナウンサー」を務めた同局を代表するアナウンサーだ。「朗読の加賀美」と呼ばれるほど卓越した技術を持つ彼女が、NHKで過ごした半世紀を振り返る。

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 私が入局したのは野際陽子さんが退局された翌年です。新人時代は第5回NHK紅白歌合戦で女性初の総合司会をした福士夏江さんがディレクターに転身し、彼女が担当の音楽番組に私はしばしばナレーションで参加させていただきました。一番仲が良かったのは下重暁子さん。小柄な彼女は「この人、大きいけれど私の子分!」などと周囲に紹介して、公私ともに時間を共有しました。

 私はよく「女性初の○○」なんて言われますが、1979年に永六輔さんの番組『ばらえてい テレビファソラシド』の司会までは教育・教養係の地味な仕事をひとつひとつ重ねていました。

 私はほんの一言吹き込むだけの仕事も全て命を懸けて読んでいました。なにより間違わず読むことでスタッフから「加賀美さんとやってよかった」と言ってもらえるようプロとしての姿勢を大事にしていたんです。

 得がたい勉強の日々でした。それまで男性だけが担当していた「夜7時台のニュース」や「大河ドラマ」の語り、さらには私の冠番組と言える『くらしの1分メモ』なども始まりました。当時は「大抜擢された」という意識はなく、“時代の風が吹いたのだ”と自然に捉えていました。

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