城島は、中居のことを「緻密なリーダー。行動や発言全てに理由があり、陰の努力は決して見せたくない男の美学の持ち主」と評して、坂本のことは「最も年齢差の広いグループを引っ張ってきて、一番大変だったはず」と言い、大野にも「大野がリーダーだからこそ、今の嵐がある」と称賛していた。
一方で、自分は専属マネジャーもいなかった新人時代は、全員の衣装や弁当の用意までする“行動派”リーダーだったが、年下のメンバーたちが芝居やバラエティーでも成長したとみると、自らの意思で徐々にイジられキャラにシフトしていった。
「ジャニーズを退所する長瀬智也さん(41才)との別れがあれだけ清々しくなったのも城島さんの存在があると思います。事務所内に設立した株式会社TOKIOの社長といっても、決して偉ぶることはなく、残る2人と歩調を合わせています。かつて城島さんは“何もしないことがリーダーを長く続けられる秘訣です”と明かしていました」(テレビ局関係者)
何事においても自分優先ではなく、相手を尊重する。そして、コンビニでの買い物にも手袋を忘れないほど、仕事に責任感を持つ。それが城島が作った新しいタイプのリーダー像なのかもしれない。