香港トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は「現場の警官の行動にコメントする立場にはない」と「ノーコメント」を繰り返しているが、昨年6月以降の反政府・反中行動ではガス弾のほか実弾も飛び交い、警察が3000人以上の学生を逮捕するなどしており、国際社会も抗議の声を強めている。
ネット上では「デモの現場では『動くものはネズミでも捕まえろ』というのが香港警察上層部の命令だ。これは中国共産党指導部の指示を踏まえたものだ。警察は法の番人だが、香港の場合、警察の暴力によって無法地帯になりつつある」などとの辛辣なコメントが寄せられている。