国際情報

メーガン妃 流産告白でもエリザベス女王は「完全スルー」

1月19日、メーガン妃の不義理にエリザベス女王は初めて公の場で怒りをあらわにした(写真/AFP=時事)

1月19日、メーガン妃の不義理にエリザベス女王は初めて公の場で怒りをあらわにした(写真/AFP=時事)

 今年3月、英王室を離脱したヘンリー王子(36才)と妻のメーガン妃(39才)が、再び世間を騒がせている。

 メーガン妃は11月25日付の『ニューヨーク・タイムズ』に寄稿し、7月に流産していたと告白した。《流産を口にするというタブーをよく破った》と勇気を讃える声がある一方で、《“プライバシーを守りたい”と英王室を出たのに、なんで自分からプライバシーを公表するの?》と批判も広がっている。そんなメーガン妃を英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは「自己プロデュースが天才的」と評する。

「先の米大統領選挙では、バイデン氏への熱い応援スピーチで力強い女性を前面に出し、今度は『私も流産を悲しむ母親のひとり』だと悲劇のヒロインの顔を覗かせています。メーガン妃の人間味が増して、世間は親しみやすさを覚えるでしょう。女性人気は上がるのではないでしょうか」

 この寄稿を英王室は事前に知らされていたというが、

「ヘンリー王子とメーガン妃は、エリザベス女王(94才)の深い同情の気持ちを示す言葉を期待していたのでしょうが、特にコメントはありません」(多賀さん)

 英王室が“スルー”するのも無理はない。エリザベス女王に「王室離脱」を伝えないままカナダに飛んだ不義理に始まり、義姉のキャサリン妃(38才)とはたびたび衝突を繰り返してきた。さらに追い討ちをかけたのが、8月に出版されたヘンリー王子とメーガン妃の出会いから王室離脱までを描いた回顧録『自由を探して』だ。

関連記事

トピックス

前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン