国際情報

新・駐日韓国大使となる姜昌一氏の「反日発言連発」語録

姜昌一氏(左)の本当の顔は?(写真/共同通信社)

姜昌一氏(左)の本当の顔は?(写真/共同通信社)

 日韓関係にまた暗雲だ。韓国最高裁が新日鉄住金(現日本製鉄)に賠償を命じた元徴用工訴訟で、資産売却の関連書類を同社が受け取ったと見なす「公示送達」の効力が12月9日、発生した。裁判所は資産売却命令が可能となったが、実際に命令が下されれば日本側の反発は必至。韓国側の対応に注目が集まっている。

 そんななか、11月23日に次期駐日韓国大使として発表されたのが、元国会議員の姜昌一氏(68)である。姜氏は東京大学大学院に留学、東洋史学を学んで博士号を取り、議員になってからは韓日議員連盟の会長として日本の政治家と交流を続けてきた「知日派」の代表格とされる。

「文在寅・大統領はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への加盟を口にするなど、韓日の経済協力に意欲を見せている。姜氏の大使就任は関係改善を図りたいという日本へのメッセージではないか」(在韓ジャーナリスト)

 だが、そのシグナルは逆効果となり得る。

 というのも姜氏は日本向けには知日派を気取る一方で、韓国国内では過激な“反日発言”を繰り返してきた人物なのだ。

 たとえば昨年、文喜相議長(当時)が慰安婦問題で天皇への謝罪を求め日本で大きな反発が起きた際には、「日本の政治家たちが難癖をつけている」「戦争の責任は天皇にあり、主犯の息子である(現在の)天皇が謝罪すればすべて解決する」と全面擁護していた。

関連記事

トピックス

前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン