芸能

『STAND BY ME ドラえもん2』 絆を思い出させる名場面

 これまでの日常が一変した2020年。人と人とのつながりの大切さを実感する場面も多かったはず。現在公開中の映画『STAND BY ME ドラえもん2』はそんな絆の温かさを届けてくれると話題になっている。

 原作の中でも名作と名高くファンの多い「おばあちゃんのおもいで」をベースにした本作は、のび太としずかちゃんの結婚式当日という「未来」を舞台に、おばあちゃんと“ある約束”をする「過去」、つらいことがあっても一生懸命に生きる「現在」を通し、私たちにやさしさをプレゼントしてくれる。『コロナもあってなかなか会えないおばあちゃんに会いたくなった』『両親ともっと過ごす時間をもちたくなった』など、見た人たちからは“ワクワク”と“ほっこり”な感想がたくさん寄せられている。

 同作の名場面をダイジェストで振り返ろう。

●大切な人を幸せにするために自分が幸せになる

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

“逃亡”から結婚式に戻り、のび太を信じ続けていてくれたしずかちゃんの隣に座るのび太。そこで語るスピーチでは、“誰かを幸せにするために、自分が幸せになる”というのび太らしい真理が。現代社会ではなかなか難しい“自分らしく生きること”“ダメな部分も認め合うこと”について、そっと背中を押してくれる。

●ダメダメだけどダメじゃない!

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

 しずかちゃんとの結婚式当日に、“逃亡”したのび太。逃げた場所は……。ケンカも弱くて自分に自信がなくて、それでもジャイアンやスネ夫、大好きなしずかちゃんなど「仲間」がいてくれるからここぞの時は前を向く。自分を支えてくれる人たちの温かさに気づくことで、ちょっとだけ強くなれるのだ。

●おばあちゃんはどんなときでものび太の味方

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

 子供の頃から泣き虫で弱虫だったのび太。いつもやさしく見守り、そっと寄り添ってくれたのがおばあちゃん。タイムマシンでいきなりやって来たのび太を見ても驚かず、何も聞かず受け入れてくれる。“いつだって自分には信じて待っていてくれる”人の大切さにじんわり。

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

●自分が生まれた日のこと覚えてる……?

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

「どうして僕の名前はのび太なんだろう」——過去に戻り自分が生まれた瞬間に“立ち会った”のび太は、命名の理由に思わず涙。自分の名前の意味、そこに両親が込めた思いなど改めて自身の“生きていることの尊さ”に思いを馳せるはず。子供や孫がいる人は、誕生のシーンがよみがえり愛おしい気持ちが湧いてくる。

※女性セブン2021年1月7・14日号

関連記事

トピックス

児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《渡部建の多目的トイレ不倫から5年》佐々木希が乗り越えた“サレ妻と不倫夫の夫婦ゲンカ”、第2子出産を迎えた「妻としての覚悟」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《東洋大学に“そんなことある?”を問い合わせた結果》学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長「除籍であることが判明」会見にツッコミ続出〈除籍されたのかわからないの?〉
NEWSポストセブン
愛知県豊田市の19歳女性を殺害したとして逮捕された安藤陸人容疑者(20)
事件の“断末魔”、殴打された痕跡、部屋中に血痕…“自慢の恋人”東川千愛礼さん(19)を襲った安藤陸人容疑者の「強烈な殺意」【豊田市19歳刺殺事件】
NEWSポストセブン
都内の日本料理店から出てきた2人
《交際6年で初2ショット》サッカー日本代表・南野拓実、柳ゆり菜と“もはや夫婦”なカップルコーデ「結婚ブーム」で機運高まる
NEWSポストセブン
水原一平とAさん(球団公式カメラマンのジョン・スーフー氏のInstagramより)
「妻と会えない空白をギャンブルで埋めて…」激太りの水原一平が明かしていた“伴侶への想い” 誘惑の多い刑務所で自らを律する「妻との約束」
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一
「こんなロケ弁なんて食べられない」『男子ごはん』出演の国分太一、現場スタッフに伝えた“プロ意識”…若手はヒソヒソ声で「今日の太一さんの機嫌はどう?」
NEWSポストセブン
1993年、第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん
《芸能界を離れて24年ぶりのインタビュー》人気番組『ワンダフル』MCの元タレント立河宜子が明かした現在の仕事、離婚を経て「1日を楽しんで生きていこう」4度の手術を乗り越えた“人生の分岐点”
NEWSポストセブン
元KAT-TUNの亀梨和也との関係でも注目される田中みな実
《亀梨和也との交際の行方は…》田中みな実(38)が美脚パンツスタイルで“高級スーパー爆買い”の昼下がり 「紙袋3袋の食材」は誰と?
NEWSポストセブン