新型コロナの蔓延が始まってから、死者数はこう変化
生活習慣病全般の投薬リスクを指摘するのは『医者に殺されない47の心得』の著者で、医師の近藤誠さんだ。
「高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病の薬でも、服用には必ずリスクがある。それぞれのリスクは軽微でも、生活習慣病の薬は服用者が数百万人から数千万人にのぼるため、医原病で亡くなる死亡実数はある程度の人数になると見込まれます。またコロナ禍においても、生活習慣病の患者の多くは受診と服用を続けているとみられ、薬による医原病は減っていないと考えられます」
コロナ禍は、医療のリターンとリスクをいま一度見直す良い機会なのかもしれない。
※女性セブン2021年2月11日号