芸能

山田裕貴主演、NHKの「倫理ドラマ」で連続盗難事件発生か

学校・生徒の周りで起こる事件を解決しながら倫理観を教えていくドラマだが(HPより)

学校・生徒の周りで起こる事件を解決しながら倫理観を教えていくドラマだが(HPより)

 NHKで放送中の学園ドラマの撮影現場が殺伐としている。ロケ現場の控室で、相次いで“盗難事案”が発生しているというのだ。

 そのドラマは、NHKよるドラ『ここは今から倫理です。』(NHK総合、土曜23時半~)。原作は雨瀬シオリ氏の同名漫画で、舞台は「倫理」の選択授業をする高校の教室。倫理教師・高柳が、悩みを抱える生徒たちを倫理学・哲学で救おうとする学園ドラマだ。主演の山田裕貴(30才)が高柳を演じている。

「哲学に興味のある山田さんが高柳役とは配役の妙。彼は“哲学をもっと広めたい”と意気揚々、役作りにどっぷりハマっているようです。そんな山田さんに触発されて、倫理というゴールの見えないテーマにスタッフ、キャスト全員が真剣に向き合っています」(局関係者)

 高校の学習指導要領では、倫理は公民科の教科として、「現代社会」、「政治・経済」と共に選択科目として設置されている。

 倫理とは、大辞泉によれば、「人として守り行うべき道」「道徳」「モラル」などと説明されている。恋愛ドラマであれば、その恋愛が成就するのか破局するのか、刑事ドラマなら犯人がいつ逮捕されるのか、といったゴールがあるが、倫理ドラマにはそれがない。異色ドラマゆえスタッフもキャストも日々、頭をフル回転させながら撮影に挑んでいるというが、事件はそんな撮影中に起きた。

「出演者やスタッフの財布や高級ブランドの帽子が盗まれる事案が起きたんです」

 そう明かすのは、ドラマ関係者だ。

「1月中旬、千葉県の学校を使って撮影をしていた時、控え室に置いてあったある関係者の荷物から財布がなくなっていたそうなんです。それと前後して、他の人のブランド物の帽子や小物類がいくつかなくなっていたことも判明。被害者は出演者やスタッフ、被害件数は3~4件ほどあったようで、ドラマ関係者の間で『盗難の可能性がある』という情報が共有されました。

 撮影スタッフは新型コロナ感染対策で人数が制限されていて、控室の監視にまで目が行き届いていなかったのでしょう。まだ窃盗と断言はできませんが、仮にそうなら犯人は“内部事情”に精通していた可能性もあります」(前出・ドラマ関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

なかやまきんに君が参加した“謎の妖怪セミナー”とは…
なかやまきんに君が通う“謎の妖怪セミナー”の仰天内容〈悪いことは妖怪のせい〉〈サントリー製品はすべて妖怪〉出演したサントリーのウェブCMは大丈夫か
週刊ポスト
令和6年度 各種団体の主な要望と回答【要約版】
【自民党・内部報告書入手】業界に補助金バラ撒き、税制優遇のオンパレード 「国民から召し上げたカネを業界に配っている」と荻原博子氏
週刊ポスト
グラビアから女優までこなすマルチタレントとして一世を風靡した安田美沙子(本人インスタグラム)
《過去に独立トラブルの安田美沙子》前事務所ホームページから「訴訟が係属中」メッセージが3年ぶりに削除されていた【双方を直撃】
NEWSポストセブン
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン