スポーツ

岡田元監督が断言「佐藤輝明は3番サードで使ったらええ」

ギータばりの豪快スイングで飛距離はすでにチーム随一(時事)

ギータばりの豪快スイングで飛距離はすでにチーム随一(時事)

 阪神の超大物ルーキー、佐藤輝明(21)が在阪マスコミの話題を席捲している。タイガースの“機関紙”と言われるデイリースポーツは、キャンプ初日から佐藤の活躍を伝える「佐藤輝ダイアリー」を設けるほどの力の入れよう。当初は活躍した時に不定期で掲載する予定だったというが、ほぼ毎日連載の人気コーナーになっている。

 当初は外野での起用が有力で、2年連続盗塁王の近本光司(26・センター)、韓国で二冠王の新外国人ロハス(30・レフト)が当確と見られるなかで、残るライトを糸井嘉男(39)、高山俊(27)、陽川尚将(29)、井上広大(19)らと争う熾烈な戦いと見られていたが、主砲・大山悠輔(26)が背中の痛みで別メニューになると、近大時代に守っていたサードで起用された。これで大山をファーストにコンバートすれば、当初ファースト起用が検討されていた昨年19本塁打のサンズ(33)をレフト争いに回すことも可能だ。

 虎党の夢は広がるばかりだが、キャンプやオープン戦で活躍した新人が、シーズンに入ると沈黙するのはプロ野球の常。特に阪神のような人気球団の場合、本番で打てなかった時のプレッシャーも批判も痛烈だ。プロの世界では、そこでショックを与えて活躍を阻もうと、オープン戦ではわざと打たせて調子づかせるといった高等戦術さえ当たり前なのである。

 専門家はどう見るのか。元阪神監督の岡田彰布氏は「大丈夫」と評価する。

「佐藤はええなあ。あの子は使い続けたら打つよ。今の状態を見ていたら、オレは3番くらいで使ってもええんちゃうかな、と思う。ルーキーだからと配慮する選手やない。なにしろ、すでにプロの体つきになっとる。特に下半身の大きさがええ。もちろん、まだ気になる点はあるが、絶対にいじったらアカン。おかしくなってまう」

関連記事

トピックス

嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン