老舗メーカー50年のノウハウが詰まった、折りたたみ式カセットコンロ

　ゴールデンウイークまでひと月弱。コロナ禍ゆえ、人混みを避け、屋外でのキャンプやバーベキューを考えている人も多いだろう。そんなにわかアウトドア好きを刺激する商品が、イワタニから発売された。それが、この折りたたみ式カセットコンロだ。

　イワタニといえば、カセットコンロの代表的なメーカーとして知られている。鍋料理のたびにイワタニの商品が大活躍しているというご家庭も多いはずだ。

　そんなイワタニが、ライトなキャンプ好きから本格派まで幅広い層に向けて作ったのが折りたたみ式カセットコンロ『FOLDING CAMP STOVE』（1万5000円）だ。

　イワタニでは1969年からカセットコンロを販売してきた。この商品は同社が1990年に発売した「ピクニック」という商品がベースになっている。「ピクニック」は、アウトドアで手軽に使えるように、カセットボンベの先に五徳がついたような、細長くコンパクトなデザインが特徴だった。

　新商品の『FOLDING CAMP STOVE』は、ボディに収納されているバーナー部分をスライドさせて、組み立てられるように設計されている。使用する際は、バーナー部分が収納されていたボディ部分にカセットボンベをセットする。コンパクト性を叶えるため、五徳部分が折りたたみ式になっているだけでなく、バーナーのアームを湾曲させた。

　使用時はおなじみのカセットコンロに近いスタイルで使え、かつ、誰でも直感的に組み立てることができてスタイリッシュなデザインにこだわった。

　さらに特徴的なのは、バーナーの下に設置するステンレス製のヒートシールドを付属させたこと。このヒートシールドのおかげで、テーブルが汚れたり輻射熱でダメージを受けたりすることを抑えられると同時に、デザインにも一役買っている。