ライフ

夫に家事をさせるなら「洗濯」から教えるべき 料理は後回しでOK

aa

買い物はしっかり指導が必要

 コロナ禍で家族の在宅時間が増え、家事の負担も増加。そんななか“なぜ自分だけ滅私奉公しなければならないのか……”と不満が爆発しそうな主婦も多いだろう。そろそろ、「家事は主婦がするもの」という呪縛から解放すべきときなのでは?──ワンオペ家事をこなしてきた主婦にこそ、実践してほしいのが“卒家事”。そして、夫や子供たちに家事を伝授していくことだ。

 そもそも家事とは生きるために必要なスキルだ。将来的に親元から離れたら、子供は家事をしなくてはならなくなる。もしも、妻に先立たれたら夫も家事をする日が来るだろう。つまり、夫や子供に家事をさせることは、自分で生きるための術を学んでもらうことでもあるのだ。

 では、どういうふうに夫や子供たちに家事を教えていったらいいのだろうか。

ものを減らす

 夫と子供の“家庭内自立”を難しくする要素の1つに、ものの量の多さがある。多いほどに管理に手間がかかり、掃除も大変になる。また、いざ使うときにほかのものに埋もれて見つからない、なんてことも……。そうなると、家事へのやる気が一気に下がってしまう。『家庭力アッププロジェクト』を主宰する西崎彩智さんが説明する。

「夫や子供に家事を教える前にまずやっておくべきことはものの量を減らすことです。といっても、大切なものを捨てろということではありません。思い入れのないものを減らすのです」

 たとえば、着古したTシャツやサイズが合わなくなった服、タオル、シーツなど。“いつかやせたら着る”“雑巾にする”などと取っておかず、いますぐ使わず、かつ代用品のあるものは捨ててしまおう。ほかにも、食器や紙袋などをため込む家庭が多いが、これらは最低限必要な分だけ取っておき、あとは捨ててよい。

 もったいないのは、ものでなく、時間と手間と収納スペースだ。それを意識すると迷わずに減らせるはずだ。

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン