地震時に赤ちゃんを抱っこするのは極めて危険
具体的には、
【1】家具や家電を固定する。
【2】高い所に荷物を置かない、または固定する。
【3】窓ガラスやガラス製の家具に飛散防止対策をする。
……などだ。家中に施すのが理想だが、難しければ廊下や一部屋だけでも万全にしよう。そして、在宅中に緊急地震速報が鳴ったり、揺れ始めたらそこに駆け込むよう子供たちと約束しておく。
「揺れが激しくて動けない場合は、その場で体を丸めて頭をかかえる“だんごむしのポーズ”をとるよう教えておきましょう。ひとりで避難できない赤ちゃんや小さいお子さんの場合、大人のお腹あたりに子供の頭がくるようにして親子で一緒に丸くなると、子供と自分の頭を守れます」
これらの行動を咄嗟にとるのは難しいので、普段から遊びの延長で子供に伝えておくことが大切だ。
取材・文/鳥居優美 イラスト/大窪史乃
※女性セブン2021年9月16日号