ライフ

がんに特化した医療施設が設立「陽子線センター」も運営開始

陽子線治療の機器

陽子線治療の機器

 陽子線治療を受けるにあたり、まずは事前に患者の体を固定する専用の固定具を作成する。これで照射中に患者が動くことを防ぎ、病巣だけに照射できるようになる。次に固定具を付けた状態で検査し、陽子線を照射する角度や深さ、1回の照射量、回数などを計算して治療計画を立てる。

「実際の治療では患者にベッドに寝てもらい、そのベッドが動き、適切な場所に体を移動させてから陽子線の照射を実行します。照射する場所の左右にはイメージャーが付いており、これが回転してCT撮影を行ない、範囲を確認しながらの照射となります。ベッドに寝ている時間は15分から20分ですが、照射時間は約2分程度で、痛みも熱さも感じずに終了。小児がんや頭頸部(とうけいぶ)がん、骨軟部腫瘍(こつなんぶしゅよう)、前立腺がんなどが保険適用です。転移のない原発の固形がんには効果的な治療だと思います」(徳植部長)

 この陽子線治療は通院で行なえる。なお、BNCTは来年1月より治療開始予定だ。

取材・構成/岩城レイ子

※週刊ポスト2022年1月14・21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

青汁王子こと三崎優太氏
【速報】青汁王子こと三崎優太氏、深夜に救急搬送 ファンが心配するツイート直後に
NEWSポストセブン
「沖縄には、今なお様々な課題が残されています」と、陛下は沖縄の今後についても言及された(宮内庁提供)
沖縄本土復帰50周年 昭和、平成、令和と皇室で受け継がれる沖縄への祈り
女性セブン
浅田舞がパチスロをする姿や浅田真央との腕組私服姿もキャッチ
浅田真央 固くなる姉との結びつき、父との断絶…セカンドキャリアへの不安
女性セブン
こちらに向かってポーズをとる田口容疑者(田口容疑者のインスタグラムより)
【不運すぎる真実】4630万円問題「なぜ463世帯の中で田口翔容疑者だったか」副町長が明かした背景(前編)
NEWSポストセブン
眞子さんらはたくさんの護衛を引き連れ出国していった(昨年秋)
小室夫妻への手厚い援助 渡米時は“迎えの車”、総領事館には“小室さん夫婦担当”
女性セブン
新井恵理那
BTSと新井恵理那も気を配る「芸能人とメンタルヘルス」シビアな現実
NEWSポストセブン
パチンコ店で浅田舞が目撃された
浅田真央宅に身を寄せる姉・浅田舞 GWゾロ目の日に朝イチからパチンコ店
女性セブン
4年近くにわたって“立法も質問主意書もゼロ”だった人たちは?(時事通信フォト)
4年間の活動で“立法も質問主意書もゼロ”国会議員たちの「言い分」
週刊ポスト
新しい相棒になったワンちゃんを散歩させる市村正親
市村正親 篠原涼子と離婚の寂しさか、子への愛情か 新たにボーダーコリーを家族に「離婚後も指輪」は継続
NEWSポストセブン
周到な準備の上ではじめたNYでの新婚生活は終わって帰国となってしまうのか…
小室夫妻を襲う円安&インフレ 家賃は実質5万円アップ、秋篠宮家の援助はあるか
女性セブン
河野恵子さんに2022年のあくる日、カレについて聞いた
河野景子、再婚に暗雲 交際相手ジャッキー・ウー氏が抱えるビジネス上のトラブル
女性セブン
小島瑠璃子
小島瑠璃子、後輩・井上咲楽に仕事を奪われる形に 一時活動休止で中国進出準備か
女性セブン