2003年に再現された「旧新橋停車場」は展示室もあり、無料見学できる。提供:東日本鉄道文化財団、写真撮影:上野則宏(C)上野写真事務所
鉄道博物館で今年は150年の鉄道ヒストリーを時間旅行!
蒸気機関車や新幹線など、実際の鉄道車両を展示する国内最大の施設、鉄道博物館(埼玉県さいたま市)は、鉄道史を体感するのに絶好のスポット。館内では、日本最大の鉄道模型ジオラマや運転体験ができるシミュレーターなどが楽しめる。7月23日からは鉄道開業150年記念に、日本人の旅と鉄道とのかかわりを振り返る企画展『鉄道の作った日本の旅150年(仮称)』を開催。通常では展示していない貴重資料の特別展示もあるので、ぜひこの機会にお見逃しなく!
開館/10〜17時(最終入館16時30分)
休館/毎週火曜
料金/一般1330円(※事前購入制)
【プロフィール】
鉄道ジャーナリスト・松本典久さん/1955年東都京生まれ。鉄道をテーマに著作活動を行う。著書に『紙の上のタイムトラベル 鉄道と時刻表の150年』(東京書籍)など。
取材・文/北武司
※女性セブン2022年7月7・14日号
開業時の1号機関車は、鉄道博物館展示の国の重要文化財
夜行列車を見送る人がホームにあふれていた。写真は昭和34年。提供:JR東日本