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自律神経を安定させる新メソッド「名句なぞり書き」 認知症予防の効果も

自律神経の安定を目指す「名句なぞり書き」のやり方(イメージ)

自律神経の安定を目指す「名句なぞり書き」とは(イメージ)

 自律神経は私たちのあらゆる生命活動の根幹を支えている。自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部の小林弘幸教授によれば、「美しい日本語を1日1回なぞり書きするだけで自律神経のバランスが整う」という。小林教授が考案したメソッドで健康で楽しい毎日を手に入れよう。

 * * *
 自律神経とは、内臓の働きや血流、体温調節など全身の様々な機能を1日24時間休むことなくコントロールしている神経です。心身を活発な状態にする「交感神経」と、心身をリラックスさせる「副交感神経」の2つに大別され、この2つがバランスよく高いレベルで働いているのが理想的な状態です。

 バランスが整っていると血流がよくなり、免疫力もアップして心身の状態が安定し、体調もよくなりますが、バランスが乱れると、不眠や倦怠感、うつ症状など様々な心身の不調を招きます。

 自律神経を安定させるために考案した新メソッド「名句なぞり書き」は、手本の文字をなぞることにより自律神経を整える効果があります。優しい響きの日本語や季節感のある言葉をなぞることで呼び起こされる「懐かしさ」は、副交感神経の働きを活発にしてくれます。

 1日1句だけでもよいので、姿勢よく、ゆっくりと丁寧に書くことが重要です。効果を高めるため、書く前に深呼吸を3回ほど繰り返す。一度に書く時間は長くても5~10分程度で、3句ほどなぞるペースがいいでしょう。夜寝る前に書けば、副交感神経が優位な状態に切り替わり、不眠の解消につながります。

 使うのは鉛筆、筆ペン、万年筆、ボールペンなど好きなものでOKです。字の形や言葉の意味を考えながら意識して手を動かすと脳が刺激され、認知症予防にも効果が期待できます。

【プロフィール】
小林弘幸(こばやし・ひろゆき)/1960年生まれ。順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手やトップアスリート、文化人、アーティストなどのコンディショニング、パフォーマンス向上の指導にも携わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」としても知られる。『自律神経を整える名句なぞり書き帳』ほか、著書多数。

※週刊ポスト2022年7月8・15日号

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