「グループ加入当初は、メンバーにもなかなかなじめず、年上のメンバーたちについていくのに必死でした。本当に繊細な子で、雑誌のインタビュー中に涙してしまったこともありました」(前出・ファッション誌編集者)
そんなラウールを、滝沢さんは常に気にかけていたという。
「滝沢さんもちょうどラウールさんがSnow Manに入った年齢くらいのときにJr.のセンターをジャニーさんに任された過去があります。滝沢さんはセンターのつらさというか重圧をよくわかっているはずで、どうしても若い頃の自分と重ねてしまう部分があると思います。
いまも笑い方、ポージング、髪形などあらゆる面からアドバイスしているようで、元スーパーアイドルである滝沢さんから直々にアイドルに必要なスキルを学んだことで、ラウールさんの魅力は開花したといえるでしょう」(前出・芸能関係者)
滝沢さんから引き継いだ「滝沢歌舞伎ZERO」で、来年は海外公演にも挑み、節目の年を迎えるSnow Man。
「滝沢さんは舞台に力を入れていたので、今後もラウールさんをはじめSnow Manのメンバーには舞台に立ち続けてほしいと願っているはずです。そのときはオリジナル脚本を滝沢さんが書くのかもしれません」(前出・芸能関係者)
活躍の陰には静かに熱いまなざしを送る“大恩人”の姿が常にあることだろう。
※女性セブン2022年7月21日号