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TKO木本武宏が松竹芸能退社を発表、かつて語っていた「将来不安」と「働かなくても金が入ってくる」夢

投資について語ることも多かった木本(TKO木本武宏のキモトゥーブより)

投資について語ることも多かった木本(TKO木本武宏のキモトゥーブより)

 お笑いコンビ・TKOの木本武宏(51)が、巨額の金銭トラブルを抱え、松竹芸能を退社することが発表された。近年の木本は、資産運用に強い関心を抱いていることを公言していた。

 木本のTwitterアカウントは6月で更新がストップしており、よゐこ・有野晋哉(50)と運営するオンラインサロンも7月をもって終了することが決定。7月19日に放送された『アプリ学院!』(BS11)には「※2022年6月17日に収録したものです」とテロップで注釈がつけられ、2週続けて欠席している『キモイリ!』(KBS京都)は7月23日の放送で急きょ終了することが発表された。

 スポニチの報道によると、木本は周囲のタレントや芸人たちから金を集めていたが、一緒に投資を進めていた人物と急に連絡がつかない状態になってしまったという。投資トラブルの規模は5億円以上にも及び、今回の退社発表は仕事仲間に迷惑をかけた木本なりのけじめによるものだと見られる。

 木本は投資好きで有名だった。バラエティ番組で、仮想通貨を入手できるアプリを紹介したこともある。東洋経済オンラインでも連載を持ち、ビットコインなどの専門家たちと対談していた。

「2019年放送のバラエティ番組では、木本さんの月収が400万円を超えていることが話題に出ました。ただ、世間が想像するほど懐事情がいいわけではなかったようです。2018年12月に出演したYouTube動画では、『衣装や移動などの経費がかさんで、お金が全然貯まらない』と嘆いていました」(芸能記者)

 将来への不安もあったらしい。

カンニング竹山とのツーショット(木本のインスタグラムより)

カンニング竹山とのツーショット(木本のインスタグラムより)

「年齢を重ねるにつれて、『芸人として生き残れるのか』という思いが強くなっていったようです。資産運用に興味を持つようになり、だんだんと仮想通貨など素人には難しい分野にも挑戦するようになりました。

 相方の木下隆行さん(50)は、後輩芸人へのパワハラ騒動をきっかけに2020年3月に松竹芸能を退所しました。TKO自体は解散しなかったものの、コンビそろっての活動は難しい状態に。そういった変化も木本さんの不安をかき立て、投資にのめり込む一因となったのかもしれません」(前出・芸能記者)

 投資が順調だった時期もあったようで、木本と交流のあった中堅芸人は「一度、飲み会で仮想通貨の口座残高を見せてくれたことがありましたが、数千万円ありました」とも証言している。

 昨年10月、ビジネススクール「HUNTERCITY」の動画コンテンツに出演した際、木本はこのように語っていた。

「僕まだ諦めていないですもん。『こうなりたい』ってことをまだ諦めていない。働かなくても金が入ってくる方法を模索しています。そんな仕事だけで生きていけるようになるのが僕の目標です」

 そこまで甘い話は存在しなかった、ということか。

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