芸能

テレ朝・玉川徹氏、30年の親交がある室井佑月氏が語る人物像「ちゃんと心がある人です」

親交の深い室井佑月氏には玉川徹氏がどう見えていた?

親交の深い室井佑月氏には玉川徹氏がどう見えていた?

 安倍晋三・元首相の国葬での菅義偉・前首相による弔辞をめぐって、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)にコメンテーターとして出演する、テレビ朝日局員・玉川徹氏(59)が、「僕は演出側の人間ですからね」「政治的意図がにおわないように、それは制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」などと発言。事実ではない発言をしたとして、10日間の出勤停止処分となった。10月19日には番組に出演するが、それを最後に降板する意向であることが報じられている。

 そんな玉川氏がテレ朝で「特別扱い」されていたのは、他の局員たちの目にも明らかだった。同じ番組を担当したこともあるテレビプロデューサーの鎮目博道氏が語る。

「自分のやりたいようにやれる孤高の人で、『玉川班』と呼ばれる自分の部下も持っていて、新人のなかでも仕事ができる人が『玉川番』とされていました。玉川さんのお手伝いをする役目ですが、妥協を許さない人なので朝から晩まで指示を受けて、玉川番はヒイヒイ言いながら働いていましたね。

 仕事の面では優秀なので誰もが一目置いていましたが、協調性があまりなく、我が道を行く人なので番組内でも玉川さんと親しくしている人はほとんどいなかった。バツイチとは聞いていましたが、プライベートを人に見せないタイプで、番組の仲間と飲みに行くこともなかった。印象的だったのが、格好を気にしないテレビマンが多いなかで玉川さんはいつも高そうなスーツを着ていて、おしゃれに気を使っていましたね」

俺様チックに見えて…

『モーニングショー』のレギュラーコメンテーターとなった玉川氏は、平日は毎朝6時に出社、手製の野菜スープなどの朝食を持参してくる。

 いち社員とは思えぬ知名度ゆえ、『週刊文春』(2019年11月14日号)にはタワーマンションで同棲し、ポルシェでデートする「40代美人女医」から鼻の穴にブスリと指を突っ込まれる瞬間を激写されたこともあった。悪名は無名に勝るを地で行くように、「何様だ」「上から目線」などとブーイングを浴びることも増えた。

 世間からの風当たりが強い玉川氏だが、30年ほど前から親交のある作家の室井佑月氏は、その素顔をこう明かす。

「レースクイーン時代に玉ちゃんが関わっていたテレ朝の深夜番組に水着モデルとして出演したのが縁で、若い人たちだけでご飯に行くようになって、それからずっと友達。私が作家デビューした時に偶然、六本木の交差点で会ったから『私、本出したんだよ』と言ったら『嘘つけ』って言うから、そのまま本屋に連れて行って一冊買わせました(笑)。

 当時からちょっと空気が読めなくて俺様チックに見えちゃうところもあったけど、人におもねらないし、ちゃんと心がある人です。うちの実家は新幹線の駅から乗り継ぎも大変ですごく遠い場所にあるのですが、母が亡くなった時に玉ちゃんはお葬式に駆けつけてくれました」

関連記事

トピックス

「夢みる光源氏」展を鑑賞される愛子さま
【9割賛成の調査結果も】女性天皇についての議論は膠着状態 結婚に関して身動きが取れない愛子さまが卒論に選んだ「生涯未婚の内親王」
女性セブン
勝負強さは健在のDeNA筒香嘉智(時事通信フォト)
DeNA筒香嘉智、日本復帰で即大活躍のウラにチームメイトの“粋な計らい” 主砲・牧秀悟が音頭を取った「チャラい歓迎」
週刊ポスト
『虎に翼』の公式Xより
ドラマ通が選ぶ「最高の弁護士ドラマ」ランキング 圧倒的1位は『リーガル・ハイ』、キャラクターの濃さも話の密度も圧倒的
女性セブン
羽生結弦のライバルであるチェンが衝撃論文
《羽生結弦の永遠のライバル》ネイサン・チェンが衝撃の卒業論文 題材は羽生と同じくフィギュアスケートでも視点は正反対
女性セブン
“くわまん”こと桑野信義さん
《大腸がん闘病の桑野信義》「なんでケツの穴を他人に診せなきゃいけないんだ!」戻れぬ3年前の後悔「もっと生きたい」
NEWSポストセブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
中森明菜
中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
女性セブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
撮影前には清掃員に“弟子入り”。終了後には太鼓判を押されたという(時事通信フォト)
《役所広司主演『PERFECT DAYS』でも注目》渋谷区が開催する「公衆トイレツアー」が人気、“おもてなし文化の象徴”と見立て企画が始まる
女性セブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン