今オフは森友哉(西武)、近藤健介(日本ハム)、浅村栄斗(楽天)、中村奨吾(ロッテ)ら球界を代表する選手たちがFA権を行使するか注目されている。中日が参戦しないのは寂しく感じるが、なぜだろうか。

「もちろん、獲得できる可能性があるならば欲しい。二塁を守る強打者の浅村は補強ポイントに合致する。ただ名古屋と縁があるわけではないし、他球団とのマネーゲームになると厳しい。他の選手も同様に獲得の現実味を考えると、FA補強は見送らざるを得ない」(スポーツ紙デスク)

 名古屋のテレビ局関係者は、「中日のフロントに本気で優勝を目指す姿勢が見られない」と苦言を呈す。

「昨年も貧打が深刻だったのに、オフに新外国人野手を獲得しなかった。今オフも立浪監督や現場は必死ですが、フロントからその熱が伝わってこない。FAで補強策に賛否両論の意見がありますが、他球団との争奪戦を制する可能性が低くても、チームに必要だと感じた選手は獲得に乗り出すべきですよ。新外国人、トレードなどあらゆる強化策に頭を張り巡らし、戦力を整えてほしいですね」

 近年は低迷期が続き、中日ファンは悔しい思いを味わっている。球団の本気度が伝わる補強策を敢行できるだろうか。

平田も自由契約に(時事通信フォト)

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堂上は2017年以降、打率が2割台前半(時事通信フォト)

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京田の起用もファンの関心が高い(時事通信フォト)

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甲子園には出場できなかったがドラ1で3球団競合された高橋周(時事通信フォト)

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