「高校の結果がすべてではない」佐久長聖高校・高見澤勝監督
佐久長聖高校・高見澤勝監督
佐久長聖高校(長野県)は、創部3年目の1998年に全国高校駅伝に初出場し、以来25年連続出場を続ける全国屈指の強豪校だ。佐藤悠基や大迫傑をはじめ、箱根駅伝で活躍した選手を数多く輩出し、今回も9人のOBが箱根駅伝の登録ランナーに選ばれた。
高見澤勝監督が語る。
「高校よりも大学、大学より社会人で活躍してほしいというのが私の信念。高校で優れた結果を残すことがすべてではないということを生徒には伝えています」
同校出身で専修大3年の木村暁仁は、高校時代は目標が高かった分、トレーニングに打ち込みすぎて故障の多い選手だったという。
「非常に能力が高く、絶対に強くなると信じていた思い入れの強い生徒のひとり。予選会で日本人トップという結果につながり、今大会でも活躍を期待しています」
専大・木村暁仁(時事通信フォト)
駒大・鈴木芽吹(時事通信フォト)