“妻”たちを従えて自宅付近を散歩する渋谷容疑者(『週刊ポスト』2006年2月10日号より)
「8畳ほどの居間にマスコミが集められ、博仁容疑者が取材に対応しました。家の周囲や庭などは散らかって見えましたが、室内はきちんと掃除されている印象でした。
当時は11人の女性と暮らしており、取材時も複数の“妻”を目にしました。女性は全員髪が長く、色白で薄化粧という共通点がありました。しかし、最年少という20代の女性は、背中が大きく開いた服にタイトミニのスカートで、ちょっと違った雰囲気でした」
それから17年が経ち、今回の逮捕だ。博仁容疑者は、2月7日朝に自宅を訪れた捜査員6人に催涙スプレーを噴射し、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。現場を目撃した近隣住民によると、周囲を巻き込む大騒動だったらしい。
「今朝6時20分くらいに警察車両や消防車、救急車もたくさん来て、この辺りは騒然としていました。警察の『被疑者が中にいる!』という大きな声が聞こえて、その直後に拡声器で『有害物質が出ているから窓を閉めてください!』とアナウンスされました。びっくりして怖くて、すぐに窓を締めました」(近隣住民)
博仁容疑者は現在9人の女性と暮らしていた。その日常はどのようなものだったのか? 別の近隣住民が語る。