国内

「あだ名は鬼軍曹」「いきなり生徒を背負い投げ」逮捕された慶応高教員の柔道家の素顔

逮捕された慶応高職員の鏑木容疑者

逮捕された慶応高教員の鏑木容疑者(写真は同校HPより)

 川崎市でオートバイに乗っていた男性に暴行を加えたとして慶應義塾高校の教員で柔道家の鏑木文隆容疑者(57)が逮捕された。28日夜、川崎市の東急田園都市線・溝の口駅前でバイクに乗って信号待ちをしていた男性の頭をヘルメット越しに殴り、胸ぐらを掴むなどの暴行を加えた疑いが持たれている。警察によると鏑木容疑者は当時、酒に酔っており「暴行したという認識はありません」と容疑を否認しているという。 

  鏑木容疑者は国際大会に出場経験のある柔道家としても知られ、現在は慶應義塾高校柔道部の代表顧問で、同県高体連柔道専門部委員長を務めている。慶應義塾高校ではこれまで体育教師として「柔道」の授業で生徒に指導もしてきた。鏑木容疑者とはどんな人物なのか。 

  鏑木容疑者から指導を受けていた慶應義塾高校の元生徒が語る。 

 「塾高(慶應義塾高校)は男子校で、お調子者で騒がしい学生が多い。またスポーツが盛んなのでクラスには柔道の全国大会出場経験者やラグビーの日本代表など高校生ながら屈強な身体の生徒も多かったなかで唯一、“誰も逆らえない教師”でした。塾高は教員のことを『先生』とは呼ばず『さん』付けする文化なのですが、一人だけ『鏑木先生』と呼ばれていました。陰では“鬼軍曹”と言われていて、自分の担当教員になると分かった生徒はみんな落胆していましたよ。鏑木先生は身長は170㎝ほどですが、肩幅が広くて筋骨隆々。短髪で非常に太くて黒い眉毛が特徴的でした。いつも険しい顔をしていて、決して笑うことがなく、低くて野太い声にいつもビクビクしていました  

 この元生徒によると、鏑木容疑者は本当に軍曹のように厳しかったという。 

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン