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三笠宮家「彬子さまが当主」で発生する巨額税金問題 「皇族費が3050万円に増額」「住居費に13億円計上」…“独立しなければ発生しなかった費用”をどう考えるか

宮家を継ぐことが決まった彬子さま

 三笠宮妃百合子さまが昨年11月に逝去して以降、当主不在だった三笠宮家。一周忌を前に孫の彬子さま(43)が宮家を継ぐことが正式に決まった。

 百合子さまの長男で故・寛仁親王の妻(彬子さまの母)である信子さま(70)は、三笠宮家から独立し「三笠宮寛仁親王妃家」を創設する。皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「彬子さまのように皇室に生まれた女性が宮家の当主となるのは江戸時代以来のことです。また、信子さまは麻生太郎氏の妹として有名ですが、民間から皇室入りした方が宮家を創設するのは明治以降初めて。これにより宮家は5つになります」

 9月30日に開かれた皇室経済会議(議長・石破茂首相)において、彬子さまと信子さまがそれぞれ「独立生計を営むこと=当主となること」が認定された。信子さまが新たに宮家を創設したことで増えたのが「皇族費」だ。

「生活費として皇族の品位を保つために信子さまに支給される皇族費は当主ではない場合は1525万円ですが、独立して新たに当主となったことで3050万円に増額されることになります」(神田氏)

 宮内庁は信子さまが三笠宮家を離れる理由について「宮家のなかで話し合われた結果」と明言を避けたが、背景には長年続く「家族の不和」があると報じられている。

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