頼れる名医がいる病院リスト

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「免疫機能を高めるイベルメクチンの服用やグルタチオン点滴は一定の効果が期待できます。ワクチン後遺症は抗酸化作用のあるビタミンCや日本人に不足しがちなビタミンD、亜鉛不足の人に症状が出やすく、これらのサプリメントを処方するケースも多い。

 腸内環境を改善する食物繊維や発酵食品、解毒効果のあるナッツ類や緑黄色野菜を中心とした食生活を送り、充分な睡眠と運動を心がけることも大切。16時間だけ食事をしない“プチ断食”など免疫を高めるセルフケアにも励んでほしい」(藤沢さん・以下同)

 気がかりなのは、これまでの治療で改善しにくいタイプのワクチン後遺症が登場していることだ。

「薬や栄養は接種直後から続く後遺症には有効ですが、最近は接種から1年以上経って急に全身の倦怠感やブレインフォグといった症状を訴える患者やしばらく治療を受けられなかったかたが増えています。現時点でそうした遅発性や長期間未治療の患者は薬や栄養が効きにくく、比較的効果がみられるのは漢方です」

 藤沢さんが代表の「全国有志医師の会」はコロナ・コロナワクチン後遺症を治療する医療機関をホームページに掲載している。それをリスト化したので、後遺症に悩んでいる人は参照してほしい。

「個人差はありますがワクチン後遺症は早く治療を始めるほどに予後がよく、病院をたらい回しにされるなどで対応が遅れると回復が難しくなる傾向が強いようです。症状が重い人はリストにある医療機関の受診をすすめます。必ず自前に連絡をとり、保険診療か自由診療、自由診療ならその金額を確認してください。症状が軽い人はまずセルフケアで様子をみて、状態が改善しなかったら受診してみてください」

 後遺症がなくなるまで、コロナ禍は終わらない。

※女性セブン2023年4月13日号

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