「れいにゃのファンは、30~40代の男性が多かった印象です。動画の他にも数千円で使用済み下着、1000円で使用済みパジャマなど、いろいろ売っていました。そういった動画以外の物品の受け渡しは、レターパックでこつこつ行っていたようです。まめだなぁと思うと同時に、『お金に困っているのかな?』とは感じました」

 だからこそ、会社員と知ったときは驚いたという。

「今年5月に〈会社でつかってる靴欲しい方いますか?〉と靴を2500円で売り出して、“昼職”もやっていたのかと驚きました。動画販売プラットフォームを使うと、大規模に販売しやすいぶん、身バレにつながりかねません。手間がかかろうと小規模に活動していたのは、あくまで副業だったからなのでしょう」

 2021年には〈今は必死に運転免許代と全身脱毛するためにお金貯めてます〉や〈皆さんのおかげで運転免許取りに行けるのも同然です、、〉とツイートしており、違法に得た収益の一部は教習所の費用に充てられたようだ。

 警視庁によると、近年ではファイル転送サービスなどを利用した同様の動画販売が増えているという。若い女性が生活費を稼ぐため、SNSアカウントを開設し、安易に犯行に及ぶケースも多く、サイバーパトロールが強化されていた。

 木村容疑者はこれまでにおよそ170万円を売り上げており、「会社の給料だけではお金が足りなかった。小遣い稼ぎだった」などと供述しているという。その代償は高くついた。

関連記事

トピックス

体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA)
体調不調が長引く紀子さま、宮内庁病院は「1500万円分の薬」を購入 “皇室のかかりつけ医”に炎症性腸疾患のスペシャリストが着任
女性セブン
被害男性は生前、社長と揉めていたという
【青森県七戸町死体遺棄事件】近隣住民が見ていた被害者男性が乗る“トラックの謎” 逮捕の社長は「赤いチェイサーに日本刀」
NEWSポストセブン
タイトルを狙うライバルたちが続々登場(共同通信社)
藤井聡太八冠に闘志を燃やす同世代棋士たちの包囲網 「大泣きさせた因縁の同級生」「宣戦布告した最年少プロ棋士」…“逆襲”に沸く将棋界
女性セブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
睡眠研究の第一人者、柳沢正史教授
ノーベル賞候補となった研究者に訊いた“睡眠の謎”「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足です」
週刊ポスト
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン