「ネットニュースでその条例のことは見ました。子どもを育てる時の現実を知らない議員たちなんだなって、怒りが湧きました。子どもだけで登下校、当たり前ですよ。うちはお使いはさせていないけど、ゴミ捨ては私だけで行きますし、短時間の買い物も留守番してくれている。それを禁止されたら生活が成り立ちません」
春に結婚したばかりだという若いカップルは「え、そんな条例できるんですか。子ども作るなっていう感じですね、ていうか作りたくなくなる……。もし子ども作るなら埼玉から引っ越すしかないですね」と呆れたように語った。
少子化対策が喫緊の課題となっている中、埼玉県の条例案はそれに逆行するものに映る。同案は、10月13日の本会議でも可決される見通しとなっている。