オイ氏 2023年1月5日富士宮市にて撮影
「冠雪の隙間から山肌が覗く富士山の迫力を表現した一枚です。夕日に照らされたオレンジの輝きと、昇ってくる月との位置関係などを綿密に計算しながら、撮影場所を選びました」
ロッキー田中氏 1999年12月5日撮影
「強風が吹き荒れる気温0℃の極寒の中、甘利山の斜面に立ち続けました。夜明けに雲海が金色となった瞬間はわずか2秒。左のほうに『父母』とも読める形の雲も出ました」
熊澤孝昭氏 1992年11月22日撮影
「場所は、長野県岡谷市と塩尻市の境にある高ボッチ山。日の出前の微妙に変化する空の色を撮りたくて何度も通っています。得体の知れない獣の鳴き声に震える恐怖の中での撮影でした」
筒井章氏 2022年11月26日達磨山にて撮影
「冠雪、笠雲、夕焼け、雲海と完璧に揃った富士山に出会ったのは初めて。機材を担いでの登山や、強風で超望遠レンズがブレないよう苦労したのも吹き飛ぶ、見事な姿でした」