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仲野太賀、大河ドラマ主演決定 「口を滑らせてしまうことがあるので…」と父・中野英雄には黙っていた

仲野太賀に注目が集まっている

仲野太賀が、父との関係性とともに注目が集まっている

「やめてしまえ! 替えなんていくらでもいるんだよ!」──10代のときドラマのプロデューサーに、仲野太賀(31才)はこう叱責されたという。それから十数年、彼は替えのきかない唯一無二の俳優に成長した。

「2026年のNHK大河ドラマの主演が仲野さんに決まりました。タイトルは『豊臣兄弟!』で、豊臣秀吉の弟、秀長を演じます。『風林火山』(2007年)、『江~姫たちの戦国~』(2011年)、『八重の桜』(2013年)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)と大河経験が豊富ですから、現場の雰囲気はよくわかっているはず。

 同じ事務所の横浜流星さん(27才)から主演のバトンを継ぐということで、かなり緊張しているようです」(テレビ局関係者)

 大河の主演は演技力に定評がある実績を積んだ俳優が選ばれることが多い。大きな作品での主役経験が乏しい仲野の抜擢には「まだ早いのでは」との声もチラホラ聞かれるが、NHKサイドは歓迎ムードだという。

「一度仕事をしたら、みんな仲野さんの虜に。仕事熱心ですし、なんといっても人当たりがよい。彼と1年間しっかり向き合って作品を作ってみたいというスタッフは多いんです。それでも彼自身は、オファーが来たときに“自分がやっていいのか”と真剣に悩み葛藤したそうです」(芸能関係者)

 13才でデビューし、すでに俳優歴18年を数える仲野。演技に対する評価はすこぶる高いものの、これまではどちらかというと三枚目として作品に彩りを与えるタイプだった。

「ドラマ『ゆとりですがなにか』(2016年・日本テレビ系)でゆとり世代の愛すべきモンスター会社員・山岸ひろむを演じ、一躍有名に。さらに大ブレークを果たしたのが2018年のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)。ケンカは強いがお人好しで、おバカな番長役は、まさにハマリ役だった」(前出・芸能関係者)

 芸名を「太賀」から現在の「仲野太賀」に改名したのは、翌2019年のことだ。

「2018年は彼にとって大きな転機でした。『今日から俺は!!』での人気に加え、主演作2本を含む映画5本に出演。自信を深め、俳優として“自立できた”と感じたのだと思います」(前出・芸能関係者)

 そもそも、名前だけの芸名にしていたのは、「二世扱いされたくない」という理由からだった。彼は、俳優・中野英雄(59才)の次男だ。

「父の中野さんは哀川翔さん(62才)に誘われて『劇男一世風靡』に加わり、柳葉敏郎さん(63才)の付き人に。解散後は俳優に転じ、1992年の鈴木保奈美さん(57才)主演のドラマ『愛という名のもとに』(フジテレビ系)の役名“チョロ”は彼の代名詞になりました」(別の芸能関係者)

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