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「ヤマハミュージックCEOがロシアで遺体で見つかった」拡散される海外報道に警鐘 ヤマハは「亡くなったことは事実」と回答

ヤマハ・ミュージック・ロシアの社長が亡くなった(ヤマハHP、Xより)

ヤマハ・ミュージック・ロシアの社長が亡くなった(ヤマハHP、Xより)

“ヤマハミュージックのCEOがロシアで遺体で発見された”との情報がネット上で拡散されている。元になっているのは、イギリスの有名タブロイド紙「デイリー・ミラー」のWEB版の記事。当該報道によると、亡くなった青木純氏が発見されたのは首都モスクワの5つ星ホテルで、「ウラジーミル・プーチン大統領の側近と密接な関係を持つヤマハミュージックのCEO」(原文を日本語訳したもの)としている。

 警察関係者の「犯罪的な性質のものではない」というコメントも報じられているが、プーチン大統領との関係に言及されていることもあり、ネット上では〈暗殺か?〉といった憶測が飛び交い、ある種、陰謀論的な見方も広がっている。

 ヤマハ株式会社に問い合わせたところ、「子会社であるヤマハ・ミュージック・ロシアの社長が亡くなったことは事実です」と回答。“ヤマハミュージックのCEO”として拡散されているが、亡くなった青木氏は、あくまでロシアに拠点を置くグループ会社の社長で、もともとロシアで生活していたという。

「モスクワのホテルで亡くなったと報じられていますが、正確にはホテルの住居スペースと聞いています。まだ情報が入っていない部分も多いのですが、事件性はないとされています。また、プーチン大統領の側近と密接な関係にあるというのも、おそらく事実ではないのではないかと思われます」(ヤマハ株式会社の担当者)

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