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《崖っぷちのロコ・ソラーレに新メンバー加入!》背景には3つの「切実なチーム事情」 「今季14戦で優勝ゼロ」で五輪3大会連続出場に最大の危機

旧5人のメンバー。左から石崎琴美、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖、藤沢五月(時事通信フォト、Loco Solare)

旧5人のメンバー。左から石崎琴美、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖、藤沢五月(時事通信フォト)

 カーリング女子日本代表として、2022年北京オリンピックで銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ。ここへ至るまでの五輪選考会を兼ねた大会で結果を出せず、2月2日から2月9日まで横浜BUNTAIで開催されている日本選手権で、4位以下なら3大会連続の五輪出場の道が途絶えるという“崖っぷち”に追い込まれている。そんななか、1月に新メンバー松澤弥子選手がチームに加入。なぜ、このタイミングだったのか。新メンバーはどんな選手なのか。取材を進めるとその背景には意外な“チーム事情”があった──。

 ロコ・ソラーレは、2024年1月末~2月初旬に北海道・どうぎんカーリングスタジアムで開催された第41回日本カーリング選手権大会で4位という結果に終わり、今シーズンは日本代表ではなくなった。そして2024年5月、フィフス(リザーブ)を務めてきたベテランの石崎琴美(46)がチームを離脱することが発表された。

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