わずか1ヶ月ほどでグループを脱退した奥本容疑者(グループ公式Xより)
幻の1か月“病み系アイドル”時代
「エリカという名前で、2015年にデビューしたある地下アイドルの研修生グループに所属していました。メンバーの入れ替わりはよくあったんですけど、なかでも彼女は一瞬で辞めてしまったと記憶しています。グループの平均年齢より少し上で、大人っぽかったかな。綺麗なんですけど、ちょっと浮いていたようにも見えました」
このグループについて、地下アイドルに詳しい男性が語る。
「“病み”がコンセプトの少し変わったアイドルで、当時はけっこう話題になっていたんですよ。加入の条件は『病んでいること』で、定期ライブのことは『定期検診』と呼んでいました。正規メンバーを選出するための“ポイントルール”みたいな制度もありましたね。『SHOWROOM』で動画配信をしたりライブに出演したりすると加点、遅刻するとマイナスといった感じで、メンバー同士が競い合っていました」