撮影では笑顔が弾ける場面が多かった
台湾での“思いがけない”体験談
──アーティスト活動で、これまでの女優活動が活きていると思うことはありますか?
「歌手活動に関しては正直あまりないんです(笑)。でも、ドラマ仕立ての作品で女優として演技することがあって、最初は全然ダメだったんですけど、違う人物になるのが徐々に楽しくなってきて。それで演技やってみたい!って本格的に思うようになったんです。
去年、台湾で映画の主演のお話をいただいたんです。すごくワクワクしてたら、実際は『恋愛シミュレーションゲーム』の撮影で(笑)。
同じシーンで違うセリフを何回も撮るから『あれ、なんかおかしいぞ』と思ってたら、台本にないセリフがいっぱいあって『えーっ!』って感じで……まさかゲームの映像だっとは。でも、ひとつの役に対して、2週間とか時間をかけて向き合ったのは初めてで、すごく楽しかったです。思いがけず、いい経験になりました」
──歌手活動や演技の仕事をする中で具体的な目標はありますか?
「実は今、田中みな実さんやMEGUMIさんの演技指導をされていた先生からレッスンを受けさせていただいてるんです。
その先生が『業界から初めてアカデミー賞女優をつくる』っておっしゃってくださって。すごく難しい挑戦だっていうのはわかってるんですけど、それを目標にしたいなって思うんです。
昔より他の業界で活躍される先輩方が増えていて、本当に尊敬してます。自分らしさを大切にして頑張りたいです」