「権力側こそ自分の手をくださない暴力を振るってる」中核派・ニノミヤさん（21）がガールズバーやキャバクラ店勤務の果てにたどり着いた“SM女王という仕事”

中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん（仮称）の壮絶な半生を取材した

デモに参加するニノミヤさん

集団の前でニノミヤさん

現在の仕事は“SMの女王様”

「権力と闘うことは、何よりもものすごく重要だと考えています」

高校1年生のときに、ネットゲームで知り合った男性によるレイプ被害に遭い、“不純異性交遊”として停学処分になった経験を持つ

「『共産党宣言』には、私が苦しんできた社会、すなわち資本主義社会がどのようなものか、ということが書かれていました。」

差別自体を無くしたい思いがあった

進学した女子校で、先輩が女子同士で付き合っており価値観が変わったという

沖縄の辺野古で土砂の搬入時間にあわせて、基地のゲートに座り込む活動をしてきた

現在の仕事は“SMの女王様”

現在21歳のニノミヤさん

自身の実体験から解決策を「中核派」と、マルクスが書いた『共産党宣言』に見つけたという

大学中退後はガールズバーやキャバクラで働いてきた

「権力と闘うことは、何よりもものすごく重要だと考えています」

「自分が活動を続けたら、みんな分かってくれるはず、と思っています。」

私たち労働者階級が闘争の中で連帯していくことが必要だと考えているという

小学校の2、3年生のときにア読んだアンネの日記が大きく考えを変えるきっかけに

「現在の日本社会で、若い女性は虐げられていると感じています。」

幼少期はいわゆる優等生タイプだったという

なぜ極左暴力集団に入ったのか

2024年の5月に全学連に自ら連絡したという

母の意向で中高一貫の女子校に進学

活動については両親には伝えていないという