国内
中核派・謎の美女独占インタビュー

「権力側こそ自分の手をくださない暴力を振るってる」中核派・ニノミヤさん(21)がガールズバーやキャバクラ店勤務の果てにたどり着いた“SM女王という仕事”

中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した

中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した

「今の日本社会は、モノが溢れているのに明日の飲食にも困る労働者階級が膨大に生み出されています。これは資本主義社会特有の病理です。身近な例で考えると、ご飯を満足に食べられない人がいるのに、スーパーでは廃棄が無くなりませんよね。これは資本家階級が儲けて、会社が潰さないようにしているからです。一部の権力者が得をするだけの社会ではなく、会社や工場を社会全体のものにし、労働者のための社会にしていくことが必要なんです」

 女性差別、性的少数者の差別、障害がある人の差別……自身の実体験から、さまざまな差別のある世の中に疑問を感じ、その解決策を「中核派」と、マルクスが書いた『共産党宣言』に見つけたというニノミヤさん。公安当局に監視される極左暴力集団に入った謎の美女“中核派のジャンヌ・ダルク”の実像に迫った。【全4回の4回目】

──「中核派」「全学連」については公安当局が左翼の暴力的な危険集団とみなして調査をしています。ニノミヤさんについても当局は知っているはずです。実際に中核派には、どのようなメンバーがいるのですか。

「いろんな人が居るけど、みんな普通です(笑)。資本主義の社会で生きてきて、差別や抑圧を感じて、自分で闘わなきゃと思っている人もいるし、イスラエルやウクライナの件で反戦をかかげて闘っている人もいる。みんな根本では、資本主義社会を打倒して共産主義社会を作ろうとしていることが共通していますね」

──過去には内ゲバが起こり身内で殺人事件も起きています。

関連記事

トピックス

新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《“奇跡の40代”安達祐実に半同棲の新パートナー》離婚から2年、長男と暮らす自宅から愛車でカレを勤務先に送迎…「手をフリフリ」の熱愛生活
NEWSポストセブン
イベントの“ドタキャン”が続いている米倉涼子
「押収されたブツを指さして撮影に応じ…」「ゲッソリと痩せて取り調べに通う日々」米倉涼子に“マトリがガサ入れ”報道、ドタキャン連発「空白の2か月」の真相
NEWSポストセブン
明治、大正、昭和とこの国が大きく様変わりする時代を生きた香淳皇后(写真/共同通信社)
『香淳皇后実録』に見当たらない“皇太子時代の上皇と美智子さまの結婚に反対”に関する記述 「あえて削除したと見えても仕方がない」の指摘、美智子さまに宮内庁が配慮か
週刊ポスト
元従業員が、ガールズバーの”独特ルール”を明かした(左・飲食店紹介サイトより)
《大きい瞳で上目遣い…ガルバ写真入手》「『ブスでなにもできないくせに』と…」“美人ガルバ店員”田野和彩容疑者(21)の“陰湿イジメ”と”オラオラ営業
NEWSポストセブン
「ガールズメッセ2025」の式典に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月19日、撮影/JMPA)
《“クッキリ”ドレスの次は…》佳子さま、ボディラインを強調しないワンピも切り替えでスタイルアップ&フェミニンな印象に
NEWSポストセブン
結婚へと大きく前進していることが明らかになった堂本光一
《堂本光一と結婚秒読み》女優・佐藤めぐみが芸能界「完全引退」は二宮和也のケースと酷似…ファンが察知していた“予兆”
NEWSポストセブン
売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕された池袋のガールズバーに勤める田野和彩容疑者(21)
《GPS持たせ3か月で400人と売春強要》「店ナンバーワンのモテ店員だった」美人マネージャー・田野和彩容疑者と鬼畜店長・鈴木麻央耶容疑者の正体
NEWSポストセブン
日本サッカー協会の影山雅永元技術委員長が飛行機でわいせつな画像を見ていたとして現地で拘束された(共同通信)
「脚を広げた女性の画像など1621枚」機内で児童ポルノ閲覧で有罪判決…日本サッカー協会・影山雅永元技術委員長に現地で「日本人はやっぱロリコンか」の声
NEWSポストセブン
三笠宮家を継ぐことが決まった彬子さま(写真/共同通信社)
三笠宮家の新当主、彬子さまがエッセイで匂わせた母・信子さまとの“距離感” 公の場では顔も合わさず、言葉を交わす場面も目撃されていない母娘関係
週刊ポスト
タンザニアで女子学生が誘拐され焼死体となって見つかった事件が発生した(時事通信フォト)
「身代金目的で女子大生の拷問動画を父親に送りつけて殺害…」タンザニアで“金銭目的”“女性を狙った暴力事件”が頻発《アフリカ諸国の社会問題とは》
NEWSポストセブン
鮮やかなロイヤルブルーのワンピースで登場された佳子さま(写真/共同通信社)
佳子さま、国スポ閉会式での「クッキリ服」 皇室のドレスコードでは、どう位置づけられるのか? 皇室解説者は「ご自身がお考えになって選ばれたと思います」と分析
週刊ポスト
Aさんの左手に彫られたタトゥー。
《10歳女児の身体中に刺青が…》「14歳の女子中学生に彫られた」ある児童養護施設で起きた“子供同士のトラブル” 職員は気づかず2ヶ月放置か
NEWSポストセブン