石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
女子生徒にはデレデレ
「当時は10人くらいの講師が働いていました。中には石田のかつての教え子だった大学生バイトもいたんですが、その子たち含めて、年配の講師とかにとにかく当たりが強くて……。物言いもきつく、頭が上がらない部下がほとんどでした。
その反面、女子生徒にはデレデレ。石田も個別指導をすることがあったんですが、教えるのは女子ばかりでした。子供たちを隣に座らせて、『世の中わかってないなお前』などと講釈をたれることもあったようです。同僚はみんなそれを気持ち悪いと思って見ていました」
教室長に就任するや、お気に入りの女子生徒の授業ばかり担当できるように取り計らっていたという容疑者。その様子は「自分の“王国”を作っているようだった」という。
「大のお気に入りだった高校3年生の女の子がいたのですが、荷物の置き場所について相談を受けたといって、個人的に棚を買っていたことがあって。それを教室の隅に置いて彼女の荷物が置けるようにしていました。みんなの教室なのに、気に入った女子にだけ“特別対応”するんです」
この男性は「役職に就いて偉くなったと“勘違い”したのでは」とも語る。そんな容疑者は生徒との一線を越える、“ルール違反”も犯していた。