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「スカートの裾をまくり、太ももを何度も……」元教え子が証言する「やる気スイッチ」講師・石田親一容疑者の“悪質わいせつ手口”「担任がコピーに立った一瞬を狙われた」

個別指導塾「スクールIE」の授業中に被害を受けた関東在住の20代女性(左・共同通信)

「体を触られたのは、12歳の時です。トラウマがひどくて、死角になる場所や、男の先生を極力避ける生活をしていた時期もありました」──こう語るのは、関東在住の20代女性だ。この女性は今からおよそ10年前、個別指導塾「スクールIE」の授業中に被害を受けたと打ち明ける。

 その“加害者”こそ、不同意わいせつ容疑で逮捕された、同塾の元教室長・石田親一容疑者だ。これまですでに、少なくとも2人の女子生徒の体を触った疑いが持たられている容疑者だが、10年前にも生徒に同様の行為を働いていたという。

 女性いわく、その手口は「当時からすでに手慣れていた」──。【前後編の後編。前編から読む

 大手紙社会部記者が解説する。

「生徒の胸を触るなど、不同意わいせつ疑いで先月逮捕されていた容疑者ですが、10月3日までに同容疑で再逮捕された。警視庁少年育成課によれば、過去にも女子生徒から『体を触られた』などの相談が数件寄せられており、10年以上前から行為を繰り返していた疑いもあるとみられています」

 冒頭の女性も当時被害を訴えたひとりだった。

 2015年のある日、まだ幼かった彼女は部屋の壁にもたれかかり、「塾に行きたくない」と涙ながらに親へ訴えた。泣き崩れる娘を見て母親がわけを聞いたところ、石田容疑者の名前が挙がった。

 後日、女性と母親は警察に被害を相談することを決意。警察署の応接間で刑事に“事件”の状況を伝えたが、被害届を出すことはなかった。取材に同席した母親は、今回取材を受けた理由をこう話す。

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