部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
「小川市長の説明にはウソがあると思うんです」──そう語るのは、知人の夫の不倫疑惑をきっかけに群馬県前橋市の小川晶市長(42)の“ラブホ通い”に気づいたAさんだ。
小川市長は問題発覚後すぐに記者会見を開いて「(ラブホテルでは)仕事の相談や打ち合わせをしていた」などと釈明し、記事の内容についても一部否定した。しかし納得する市民は少なく「説明責任を果たしていない」などと批判が噴出。10月2日に市長は改めて市議に対する説明の場を設けたが、いまだ事態が収束する見通しがたっていない。
NEWSポストセブン取材班は“ラブホ通い詰め”を報じた記事の初報で、9月16日の市長の様子をこう記している。
〈公用車に乗りこみ10分弱。帰宅ラッシュに巻き込まれながら、わずか500メートル先の薄暗い路地で降車した。市長はメガネやマスクなどを身につけ、乗車時の雰囲気と変わっていた〉
〈(ラブホの)部屋から出てきたのはX氏だ。市長は後ろから隠れるように出てきて、男性がドアを開けた後部座席に滑り込むように乗り込んだ〉
しかし市長は記事公開直後の9月24日の会見で、以下のように否定した。
「私が例えば公用車から降りるときに、眼鏡やマスクをしていたということについては違います。あとは駐車場から職員の車に乗り込むときに職員がドアを開けて、私が乗り込んだというのも違うと思います」(TBS NEWS DIGより引用)
えっ? 記者が目撃した様子は間違いなく小川市長としか思えないのだが、あれは夢でも見ていたのだろうか──。
冒頭のAさんは会見時から「モヤモヤしていた」という。