“脱マルチ”したはずの母親の頬に「病気を治す」巨大な金色シールが…親子だからこそできなかった「優しい声かけ」《娘が今も悔やむ最後のLINE》

祐子さんと母親は、YouTubeの消費者庁チャンネル「マルチ商法被害者インタビュー」に出演した

母が顔に貼っていたシール。「ここぞというときの願いごと」に使うという

「『お母さん、死んで楽になれたの？　あなたがしたかったのはこれだったの？』と、私の気持ちは止まったままです」と祐子さん

母から送られてきた、借金の肩代わりを依頼するLINE

祐子さんが母に送った最後のLINE。4日後、母は手首を切った

「父と母はとても仲が良かったんです」と話す祐子さん。写真は元気な頃の両親

「『お母さん、死んで楽になれたの？　あなたがしたかったのはこれだったの？』と、私の気持ちは止まったままです」と祐子さん

祐子さんは「お父さんが生きているうちに花嫁姿を見せたい」と父の病室でフォトウェディングを行なった。後ろにいるのは母

荒れた実家には、母が購入した「薬」（水）が大量にあった

祐子さんが実家で見つけたB社株の申込書。『9株／30万』の欄に丸がついている