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「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか

 10月17日発売の「週刊ポスト」は、公明党との“離婚”で露呈した高市早苗・自民党総裁の求心力のなさと、正論の陰に打算が見え隠れする野党連携協議によって空転を続ける政局を占うスクープ特大号。首班指名をめぐる混乱だけでなく、自民党内では石破続投だの総裁選やり直しだのと国民を愚弄する“奇策”が囁かれているが、本誌は永田町取材と選挙分析により、電撃解散の公算が出てきたことをつかんだ。ほか、相次ぐクマ被害の現場ルポ、ラブホ通い前橋市長の証拠動画、ホークス選手の暴力トラブルなど必見記事が満載です。

今週の見どころ読みどころ

◆新聞・テレビは高市自民の凋落ばかり報じるが……電撃解散で自民圧勝の衝撃予測
総裁選で「小泉進次郎圧勝」を演出してきた大新聞やテレビは、言い訳なのか悔し紛れなのか、高市自民には未来がないような報じ方が目立つが、政治のプロたちは、むしろ公明党との連立解消で保守層の自民回帰が進むと見ている。なんと解散総選挙に踏み切れば自民単独で衆院過半数の240議席を獲得するという予測まであった。

◆知床「ヒグマレンジャー」たちが見た地獄絵図と「保護か駆除か」地元の苦悩
今年は過去最悪クラスのクマ被害が出ているが、異常気象によるエサ不足に加え、「過剰な保護政策」が被害を拡大しているとの声も多くある。一方で、「駆除されるクマがかわいそう」という意見に地元は困惑を深めている。ノンフィクションライター・中村計氏の取材により、駆除を担うレンジャーたちの日常が苛烈を極めていることが明らかになった。彼らは「増えすぎたクマ」を実感しつつ、地元でも「適正な駆除」では意見が分かれると言う。

◆ラブホ通いの前橋市長「釈明会見で本誌報道を完全否定した場面」の証拠動画公開
NEWSポストセブンのスクープで発覚した小川晶・前橋市長のラブホ通いをめぐっては、お相手だった部下の妻が「男女の関係ではなかったという言葉を信じる」と市長を追及しない意向を表明したことで、市長側は続投方針を押し通すと見られている。ただし、そうだとしても市内が豪雨に見舞われているなかラブホに籠もっていたことや公用車を使った事実は変わらない。さらに、釈明会見で本誌報道の一部を否定したことは「虚偽」に当たる。その証拠となる動画を公開する。

◆ビートたけし「マスコミが高市さんを叩くほど政権は盤石になるんじゃねえか」
自民党総裁選と首班指名をめぐる混乱を見て、たけしは「テレビが世論を読めていないんじゃなくて、今の人たちがテレビはじめマスコミを疑ってかかっている」と分析した。だから、マスコミが小泉進次郎氏を持ち上げれば人気が急降下し、高市氏を叩けば待望論が高まったのではないかとし、もし高市政権ができれば、「マスコミが批判したら政権は盤石になるという現象が起きるんじゃないかと予想しているけどね」と語った。

◆日本維新の会「連立のキーマン」収支報告書の「虚偽記載」重大証言をスッパ抜く
いよいよ超少数与党となった自民党は、国民民主党あるいは日本維新の会との連立工作を進めている。もともと「野党」と「与党」の間の「ゆ党」と揶揄されてきた維新は自民との連立に前のめりと見られているが、その成否を分ける代議士に選挙費用収支報告書の虚偽記載疑惑が浮上した。本誌は架空経費の計上に名前を使われたとされる人物の爆弾証言を得た。なんと、当該議員は隠蔽工作への協力を求めてカネを持ってきたというのだ。

◆<醜聞スクープ>ソフトバンク「CSの切り札」が「婚約者を顔面殴打」泥沼トラブル
日本シリーズ進出をかけて日本ハムとCSファイナルステージに臨んでいるホークスにあって、試合を分ける切り札と期待されるのが佐藤直樹・外野手だ。その佐藤がプライベートで警察沙汰を起こしていた。暴行を受けたと訴えたのは、なんと佐藤の不遇時代を支えた婚約者。ホークス球団は「プライベートな問題」と関与しない姿勢を示しているが、本当にそれで今年のスローガン「ピース!」を語る資格があるのか。

◆政界再編で市場は激動!「6万円超え」vs「3万円割れ」プロたちも意見真っ二つ
政局を行方を見なければ正確な相場予測は難しいが、流れが決してから投資するのではチャンスを逃すというのも相場の掟だ。アナリストや研究者は今後のトレンドをどう読んでいるのか。取材の結果、プロの意見もポジティブ、ネガティブ真っ二つに割れていることがわかった。ただし、ポイントになるのは「高市政策の成否」であることもはっきりした。

◆日本の介護現場を支えている「元フィリピンパブ嬢」たちの波乱万丈の半世紀
ライター・室橋裕和氏が介護現場で働くフィリピン出身の介護士たちに密着取材した。いまや多くの介護施設で外国出身の介護士が主力となっているが、高度経済成長期から多く来日したフィリピン人たちの存在感はひときわ目立っている。そのなかには、かつて隆盛を誇ったフィリピンパブで働いていた人たちも多い。在留資格の壁、日本経済の低迷、コロナ禍を経て日本の高齢者を支える存在となった彼女たちの半生と底力に迫る。

◆<2大特集>親がボケる前にやるべきこと、夫婦が元気なうちにやるべきこと
「勝ち組家族」になるための知恵をまとめた14ページ大特集。親に判断能力があるうちに取り組んでおくべき手続きは多く、遺言や相続が大変なことは知っていても、銀行口座、マイナカード、保険、サブスク契約などの処理は見落としがちだ。夫婦にいたっては、どちらも「連れあいはずっと元気だろう」という思い込みで、財産・家計や日常生活の情報を共有していないケースが非常に多い。俳優の布施博、ものまね芸人の岩本恭生の体験談も。

◆朝ドラでは登場しない!? 小泉八雲が書いていた「スケベでうらめしい怪談」
江戸時代から明治時代にかけて、日本では怪談が隆盛を続けた。その頃の日本は世界史でもまれな「開かれた性」が謳歌された時代でもあったが、研究者によれば、もちろん怪談と「性」には深い関係があるという。朝ドラでブームに火がついた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)も官能的な怪談を残していた。たぶん朝ドラでは登場しないオトナな作品を紹介する。

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